相馬農業高校
外部講師による講義「イチゴ栽培の現状と先進技術について」
本校の太陽光利用型植物工場で9月からスタートしたイチゴ栽培の技術向上のため、11月17日(火)生産環境科2年生を対象に、東北大学大学院農学研究科園芸学分野の西山学先生をお招きしご講演頂きました。
講演では、イチゴの基礎的な知識と栽培上の特性、収益性の高い夏に出荷を可能とする四季成り性品種の紹介、先端技術の活用方法などとても有意義な時間となりました。
また、講演終了後に本校植物工場のイチゴ栽培棟を活用したフィールドワークを実施しました。
本校で栽培している福島県オリジナル品種の「ふくはる香」、「ふくあや香」、四季成り性品種の「よつぼし」を題材に、生育状況の判断方法や果実の形成の仕方をあらためて教えて頂きました。
西山先生、ご講演ありがとうございました。
スマート農業・先端技術体感フェアin とみおか
令和2年11月16日(月)、富岡町文化交流センター学びの森において、福島イノベーション・コースト構想推進機構、福島県が主催となって、「スマート農業・先端技術体験フェア in とみおか」が開催されました。
会場では、スマート農業に関する講演や事例発表、各企業からのプレゼンテーション等が行われました。
相馬農業高校の取組について、事例発表させていただく機会をいただき、2年生の各学科の代表生徒から活動を発表をさせていただきました。また、食品科学科有志で企画したオリジナル弁当「ふくしまイノべんとう」を、会場を訪れた皆さんに食べていただくことができました。その他、活動紹介の展示や生産物の販売もさせていただきました。
係の生徒以外に、生産環境科2年生30名が学習のために会場を訪れ、普段から取り組んでいるイノベ学習の重要性についてあらためて理解を深めていました。
素晴らしい機会を与えていただき、ありがとうございました。
和菓子のプロが来校!!
11月12日(木)、昨年度に引き続き仙台スイーツ&カフェ専門学校から、出崎昇平先生を外部講師としてお招きし、菓子製造の技術について講習を実施いただきました。
今回のテーマは、芋金鍔と栗饅頭の和菓子製造です。本格的な製造工程に苦戦しながらも秋を感じられるような和菓子を製造することができました。
出崎先生、熱心な御指導ありがとうございました。
2年生「インターンシップ」
2学年の生徒は、11月4日(水)から6日(金)の3日間、「インターンシップ(職場体験)」に参加しました。この3日間は、あらためて自らの進路を真剣に考え、主体的に取り組むことができた体験学習であったと思います。
3日間のインターンシップについて、地元企業の皆様方、御協力いただきました諸団体の皆様に大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
生産環境科1年生による「生徒が先生」in 雲雀ヶ原農場
令和2年度ふくしまの未来を拓く産業人材育成事業「専門高校生による小中学生体験学習応援事業」の一環で、原町第二小学校の6年生児童30名と本校生産環境科1年25名による交流学習が行われました。
これまで生徒たちは農業高校生として、小学生に自分たちの学習内容を教えたり、農業のおもしろさを伝えるために体験内容のリハーサルをしたりと事前準備を重ねてきました。
当日は天候にも恵まれ、作物・畜産・野菜・草花の4部門に分かれて高校生が小学生の先生となり体験学習を指導しました。
体験学習後、原町第二小学校のみなさんからは、
「やさしく教えてくれてあがとうございました」
「ネギの収穫にはコツがあることがわかった」
「牛もかわいい」
「学校の花だんの花が育つ場所で勉強できてよかった」など… 嬉しい声がたくさん!
作業に奮闘しながらも楽しんでいってくれた様子に、こちらこそ、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!
生産環境科1年生は初めての「先生役」を大いに自分たちの成長につなげた様子でした。
手指の消毒やマスクの着用などの感染症対策も行いながらも、明るく元気に交流学習ができました!!
↑【野菜】ネギの収穫・選別 ↑【草花】サイネリアのポット上げ
↓【畜産】牛のブラシがけ ↓【作物】サツマイモ堀り