相馬農業高校
第2学期終業式が行われました
12月22日(水)、体育館で第2学期終業式が行わました。
式に先立って、部活動に関する表彰、資格取得に関する表彰が行われました。終業式では、校長先生より「勇気や感動を与えらる人、地域の方々からプラスの評価を受けられる人になってほしい」との言葉があり、各担当の先生方からは冬季休業中の過ごし方についての話がありました。
間もなく新年を迎えますので、計画を立て、充実した冬休みを送ってください。
1月14日(金)が第3学期の始業式となります。
学校開放講座「ミニ門松作り」を行いました
12月18日(土)、市民の方を対象に学校開放講座「ミニ門松を作ろう」を実施しました。
今年は、講座の最初に男結び(イボ結び)を行い、受講者の皆さんで教え合いながら取り組んでいました。ミニ門松もそれぞれ工夫を凝らしながら作成し、素晴らしいものができたと思います。
ミニ門松をお家に飾って、よい新年をお迎えください。
食品科学科2年生が福島明成高校との交流学習、イノベ視察研修に参加しました
12月6日(月)に、食品科学科2年生32名が、福島明成高等学校との交流活動とバウムラボ樹楽里、福島県観光物産館の視察研修を実施しました。
福島明成高校では、食品科学科2年生34名との交流を行い、班に分かれ、学校で製造している加工品の紹介や、各学校のジャムの試食会を行いました。また、「SDGs」を取り上げ、特に「食品ロス」の問題について自分たちができることを話し合い、充実した交流となりました。
また、バウムラボ樹楽里では、副社長の齋藤様から、会社の創設の経緯や米粉から作るバウムクーヘンについてお話をいただきました。
福島県観光物産館では、店長の方から商品の説明などがあり、福島のお土産の種類や特徴、またPOPや陳列等を学習しました。
【福島県産業人材パワーアップ事業】南相馬市における鳥獣類による農作物被害の実態とその捕獲に係る講義・研修
生産環境科 生産技術コースの3年生12名が、福島県産業人材パワーアップ事業の一環として、南相馬市経済部農政課と連携し、地域の鳥獣類による被害状況の視点から地域課題について学んできました。
また、鳥獣捕獲専任員である松本さんの講義から、捕獲の実際や野生動物の特性を知り、その仕事について経験談をもとに、実際の罠や仕掛けを見たり触ったりして理解を深めることができました。
そして、生産者である相馬牧場の相馬さんの講義は、被害の実態の現場の声として大変貴重なお話となりました。
講義① 「南相馬市の鳥獣被害の状況と対策について」
講師:南相馬市経済部農政課 環境整備担当係長 田中俊行氏
生徒の声「南相馬はサルとイノシシの被害が多い」「昨年度はイノシシ捕獲頭数1850頭、サル82頭」「96%が罠で、4%が銃での捕獲である」「時期によって、多く出没することもわかった」「小動物の被害は年中ある」
講義② 「農作物被害の実態ついて」
講師:株式会社 相馬牧場 代表取締役 相馬秀一氏
生徒の声「,2,3月にイノシシ、サルは牧草の新芽を食べる」「イノシシは子どもに食べさせるため親が畑を荒らす」「電気柵での防除を行っている」「サルはすぐ逃げられるところまでしか荒らさない」「トウモロコシの被害が大きい」「人間のトウモロコシを食べたあと、ウシのトウモロコシを食べに来る」
講義③ 「野生動物の特性とその捕獲の実態、鳥獣捕獲専任員の仕事について」
講師:南相馬市経済部農政課 鳥獣捕獲専任員 松本 功氏
生徒の声「熊に遭遇したら、動かない!」「高齢化が激しい。若い人や最近では女性の活躍もあるとか。」「銃を持ったり、罠をしかけるためには免許が必要だとわかった」「ワナにも種類がある」「松本さんが仕事を365日休むことがないのは、命ある生き物を少しでも苦しみを短い時間にしてあげたいから、と言っていたのが、プロとしてもだけど人としても尊敬できる考えだと思った」
今まで、見たことも聞いたこともない話や、本物のワナを目の前でみたり触ったり。
生徒たちは終始興味を持って研修に参加することができました。
質疑応答も活発に行われ、今後南相馬市にのこる人材として、地域の課題に目を向けることができたと思います。
今年度、最後の相農ショップが開催されました!!
12月10日(金)、今年度、最後の相農ショップが開催されました。今回の相農ショップでは、マドレーヌやバターロールを初め、トマトやパプリカ、サツマイモなどの生産物が販売されました。お客様もいつもよりも多く来店され、満足していただけたのではないかと思います。
また、今回初めて、ipadと会計用アプリ「Air レジ」を使用した会計処理を行いました。ICT機器を活用し、いつもよりもスムーズに相農ショップを運営することができました。
今年度の相農ショップは、今回で最後となりますが、
来年度もご来店お待ちしております!!
【イノベ事業】つくば農研機構視察研修について
生産環境科1、2年生49名が、つくば市にあるNARO農研機構の施設「食と農の科学館」「農業生産資源ジーンバンク」「インベントリー展示館」の見学に行ってきました。
「食と農の科学館」では、研究によって作出した品種、研究開発までの道のり、最新のスマート農業の実践事例など、大変興味深い内容を見学することができました。昔の農業器具の展示もあり、科学や農業機械の進歩についても学んできました。
「ジーンバンク」では、作物や野菜の原種を保存する重要性や、ジーンバンクが国内・国外において実際にどのような需要があるか知ることができました。
「インベントリー展示館」では、土壌、水、大気、昆虫、微生物、植物などの標本や資料を基に、農業の在り方について学ぶことができました。
【イノベ事業】スマート農業に関する講習会について
12月7日(火)、ヤンマーアグリジャパン株式会社東北支社、南相馬市役所農政課の皆様に本校雲雀ヶ原農場にお越しいただき、生産環境科2・3年生を対象としたスマート農業についての講義、体験学習を行っていただきました。
講義では、南相馬市が県内の自治体として初めて導入したGNSS固定基地局によって、ロボットトラクタが最小限の誤差で無人作業を行うことができるようになり、作業の効率化や精度アップが期待できることを学ぶことができました。
体験学習ではグループに分かれ、ロボットトラクタの操作、直進アシスト田植え機の操作、農薬散布用ドローン操作などを体験し、最先端の農業機械への理解を深めることができました。
ふくしま復興マルシェに参加しました!
12月7日(火)~8日(水)まで、東京日本橋ふくしま館で開催された「ふくしま復興マルシェ東京販売会」に食品科学科2年生2名が参加しました。
福島県の復興や農産物のPRを目的に、福島県内の農業高校生が参加しました。
雨が降り、風もあったためお客様の呼び込みは大変でしたが、福島県の農産物の魅力を伝えようと、笑顔で販売に臨むことができました。
[環境緑地科]緑化運動促進事業
12月7日(火)緑化運動促進事業として、総合実習の時間にチューリップの球根を植えました。今日で2回目の球根植えになりましたが、環境緑地科の2年生の生徒は、一生懸命にチューリップの球根を植えました。
来年には、きっと綺麗なチューリップが敷地内に咲くことでしょう。
みなさん、お疲れ様でした。
福島イノベ推進機構主催「未来のために『生分解』コンテスト」表彰式が行われました!!
12月4日(土)、小名浜海星高校にて、標記のコンテストの表彰式が行われました。植物の栽培を行いながら、生分解性(微生物が分解する)プラスチックをどれだけ早く分解できるのかを競うコンテストです。
今回のコンテストには、県内8校の高校が参加し、今年の5月からナデシコの栽培と生分解性プラスチックの分解を始めました。
この度、生分解大賞の受賞はかないませんでしたが、本校の生産環境科ハイテク園芸コースの皆さんが、「植物栽培賞」を受賞することができました。
主催いただきましたイノベ推進機構の皆様に感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。