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2024年6月の記事一覧

南相馬市との連携協定締結!

 この度、本校が南相馬市と相互の連携及び協力に関する協定を締結しましたことをお知らせいたします。

 6月13日(木)、「相互の連携及び協力に関する協定書」に双方が署名をし、無事に締結が完了しました。南相馬市が県立高校と連携協定を結ぶのは初めてとのことです。相馬農業高校にとって大変光栄なことであり、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

 連携協定締結式は南相馬市役所にて行われました。南相馬市 門馬和夫市長と本校の志賀勲校長との間で協定書が署名・交換されました。

 写真提供:南相馬市

 写真提供:南相馬市

 

 連携協定締結式には来賓として、南相馬市教育長 大和田博行様、南相馬市議会議長(本校同窓会長)平田武様にもご出席いただきました。お時間を作っていただき、誠にありがとうございました。

 

 本協定は、国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」の執行・継承に関連して、今年度、相馬野馬追執行委員長である門馬和夫南相馬市長の騎乗馬として本校馬術部ブリジャール号を提供し、その綱を引き誘導する仲間(ちゅうげん)という役付きでの馬術部員2名による参加・協力、本校生徒の一般騎馬武者や行列等への参加がご縁となって協定締結となりました。

 

 本校及び南相馬市が連携・協力することにより、本校生徒に対する地域の特色を活かした人材育成と本校の魅力化・特色化を図るとともに地域社会の発展に寄与することを目的とする内容です。この目的を達成するため、下記の事項について連携・協力して取り組むことになりました。

(1)国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」の執行・継承に関する事項

(2)学校教育・生涯学習・文化の振興のために行う活動に関する事項

(3)地域社会との協働に関する事項

(4)郷土芸能伝統継承活動に関する事項

(5)その他、相互に連携・協力することが必要と認められる事項

 

 相馬野馬追の執行・継承に向けた南相馬市が人材育成として目指す方向性は、本校が長く取り組んでいる「郷土芸能伝承活動」や、「地域課題探究の学び」との繋がりを感じます。特に地域の伝統文化の継承を通じた学びは、本校の目指す学びの方向性と重なるものであり、この連携を通じて、本校教育活動のより一層の充実と発展を推進したいと考えています。

 主な取り組みは、これまでも南相馬市と連携・協力してきた内容が中心になりますが、引き続き、地域との連携や協力を深める中で、生徒の生きる力や郷土を愛する気持ちを育むとともに、生徒が将来、被災地の復興を担い、地域活性化に向けて大きな力となってくれることを願っております。

 本連携協定締結に向けてご尽力くださいました皆様に、心より御礼申し上げます。

お祝い 【馬術部】東北大会団体戦22年ぶり6回目の優勝!

馬術部は6月7日(金)~9日(金)まで南相馬市馬事公苑を会場に開催された第44回東北高等学校馬術選手権大会に出場してきました。

団体戦1回戦では登録メンバーのうち薄井我光(生産環境科3年)、伊東成吾(生産環境科3年)、小林海斗(環境緑地科2年)が出場し、小林が減点4、伊東が減点0、薄井が減点4でゴールを切り、相馬農業高校総減点8に対して水沢農業高校減点331で1回戦を突破しました。

3校戦で行われた決勝戦には同じく薄井、伊東、小林の3選手が出場しました。難易度の高い馬匹が多く接戦となりましたが、相馬農業高校総減点426、福島商業高校総減点465、三本木農業恵拓高校総減点487となり、22年ぶり6回目の東北大会優勝を成し遂げることができました。

個人戦では主将の薄井我光が出場し、1回戦の馬場馬術に臨みました。日頃の練習成果を発揮しましたが善戦及ばず、わずかの差で1回戦敗退となりました。

今大会の結果、2年連続の団体戦全国大会の出場権を得ることができました。全国大会は7月24日(水)~26日(金)まで静岡県の御殿場市馬術・スポーツセンターを会場に開催されます。昨年度1回戦敗退の悔しさをバネに、残り1カ月半練習に励み、さらなる騎乗技術の向上に努めたいと思います。