日誌

カテゴリ:生産環境科

子牛誕生!

 8時30分頃、子牛が誕生しました。お母さんが寄り添い、一生懸命子牛の面倒を見ていました。私たちもしっかり育て、成長を見守っていきたいと思います。

先進地視察研修

 3月18日~20日まで、関東近郊の先進地視察研修を行いました。つくば市にある農研機構「食と農の科学館」を視察し、農業分野の先進事例を学ぶことができたほか、各農業分野のみならず、バイオマスや放射性物質対策など、様々な取り組みを見ることができ、よい勉強になりました。
 南房総の道の駅視察では、小学校を改装した場所や、道の駅グランプリ最優秀賞となった場所など、独自性の高い取り組みを見ることができました。農産物やお土産なども工夫を凝らし、気候やニーズに合わせた都市近郊型農業を実感することができました。菜の花においては、大規模面積で栽培しているところは多くありませんでしたが、春野菜として収穫後、花を観光客集客につなげるなど、活用の仕方を学ぶことができました。搾油だけにとらわれない、観光資源開発による地域発展に向けて取り組んでいきたいと思いました。

















(本研修は、南相馬地域高等学校支援事業による支援を受け、行われております)

6次化への取り組みについて

 NPO法人素材広場の横田純子さんを講師にお招きし、6次化に向けてのお話を聞きました。愛知県で手掛けられた「イタドリ」を用いたゼリーを例に挙げ、6次化商品の開発に向け、どのように取り組むべきかを教えていただきました。一つの商品を開発するためにも多くの行程があることを知り、大変なことも多いですが、達成感があることも知りました。本校で取り組んでいる菜種油の「油菜ちゃん」や、ハマナスジャムをはじめ、今後の商品化に向けて、活動していきたいと思いました。

地域に貢献できる人材を目指して

 東京農工大学の林先生を講師にお招きし、講演会を実施しました。地域で輝ける人材になるためにはどうすればよいか、現在、先生が静岡県で取り組まれている事例などを交え、お話を伺うことができました。現在、本校で取り組んでいる学科、農業クラブの取り組みは、地域に根差した良い取り組みであることも教えていただき、自分たちの活動に対して自信を持つこともできました。また、自分たちのこれからについてワークショップも行い、今後期待される成果を発表しあいました。全国から「南相馬に来たい」と言われるような地域に出来るよう、幅広い視野で物事を見つめ、活動を継続していきたいと思いました。

ペレット工場見学

 2月23日に行われた木質バイオマス講演を踏まえ、本日、猪苗代町にある磐梯高原ペレット工場の見学を行いました。製材の過程で出るおが屑やカンナ屑は、通常なら産業廃棄物となっていることが多いそうです。しかし、それらを有効利用して燃料として生まれ変わらせるなど、持続可能なエネルギーの取り組みを知ることができました。

木質バイオマス講演

 箱崎林業の箱崎様を講師にお招きし、森林、木質バイオマスに関する講演をお聞きしました。日本国内における森林の現状や、それらをチップ・紙にする過程、震災以降は木質ペレットを作り流通させている事などをお聞きすることができました。畜産の敷料やキノコによるおがくずの利用など、森林と農業とのかかわりも深く、今回お話しいただいたペレットストーブもハウスなどで利用できないか色々考えることができました。なお、木質ペレット工場見学を後日行う予定で、さらに知識を深めたいと思います。

バイオマス講演会

 東北大学農学部 多田先生を講師にお招きし、バイオマスに関する講演会を実施しました。バイオマスの基本や、現在、鳴子温泉で取り組まれているエネカフェについてお話をいただくことができました。生産環境科で学んでいる全ての事柄に関連する、良いお話を聞くことができました。講演を通じて、今後の南相馬におけるエネルギーの在り方について考える良いきっかけとなりました。

子牛のセリ

 2月7日、福島県家畜市場(本宮市)で行われた、子牛のセリに参加してきました。生徒が10カ月かけて大切に育ててきた子牛を販売するということで、少しさみしい思いもあったようでした。市場では多くの皆さんに見守られながら、無事に購入していただくことができました。また、市場内も見学し、大変勉強になったようです。

子牛誕生!

 1月30日未明、元気なオスの子牛が生まれました。まだまだ外も寒いですが、元気いっぱい育ってくれればと思います。生徒も「かわいい」と言いながら子牛の管理をしていました。

生産環境科 卒論発表会

 生産環境科の卒業論文発表会が、行われました。日々の実習、調査をして得られた結果を、一人一人がプレゼンしました。卒論を書く中で見えてきた課題解決の力を、これからの社会生活の中でも生かしてもらえればと思います。1、2年生も先輩の話を真剣に聞き、自分たちの研究にどう生かすべきか考える姿が見られました。