日誌

カテゴリ:生産環境科

NEW 生産環境科1年生による「生徒が先生」in 雲雀ヶ原農場 

 令和2年度ふくしまの未来を拓く産業人材育成事業「専門高校生による小中学生体験学習応援事業」の一環で、原町第二小学校の6年生児童30名本校生産環境科1年25名による交流学習が行われました。

 これまで生徒たちは農業高校生として、小学生に自分たちの学習内容を教えたり、農業のおもしろさを伝えるために体験内容のリハーサルをしたりと事前準備を重ねてきました。

 当日は天候にも恵まれ、作物・畜産・野菜・草花の4部門に分かれて高校生が小学生の先生となり体験学習を指導しました。

 体験学習後、原町第二小学校のみなさんからは、

「やさしく教えてくれてあがとうございました」

「ネギの収穫にはコツがあることがわかった」

「牛もかわいい」

「学校の花だんの花が育つ場所で勉強できてよかった」など… 嬉しい声がたくさん!

 作業に奮闘しながらも楽しんでいってくれた様子に、こちらこそ、感謝の気持ちでいっぱいです。

 ありがとうございました!

 生産環境科1年生は初めての「先生役」を大いに自分たちの成長につなげた様子でした。

 

 手指の消毒やマスクの着用などの感染症対策も行いながらも、明るく元気に交流学習ができました!!

 ネギの収穫・選別サイネリアのポット上げ

↑【野菜】ネギの収穫・選別   ↑【草花】サイネリアのポット上げ

↓【畜産】牛のブラシがけ    ↓【作物】サツマイモ堀り          

 牛のブラシがけサツマイモ掘り

朝 原町第二小学校との交流学習「花いっぱい運動」

令和2年10月21日(水)、生産環境科2年草花専攻班6名の生徒が、南相馬市立原町第二小学校の子どもたちと一緒に「花いっぱい運動」を行いました。

原町第二小学校では、これまでも「花いっぱい運動」に力を入れており、花を育てている高校生と一緒に地域の皆さんに親しまれる花壇を作りたいというオファーがあり、この交流学習は実現しました。

1年から6年までの児童は、私たちの説明を一生懸命に聞いて、丁寧にしっかりと植え付け作業を行っていました。力を合わせて、とてもきれいな花壇が完成しました。

私たちは、これからも花を通じた交流活動を続けていきたいと思います。 

了解 【イノベ農業人材育成事業】7月より牛温恵運用開始!! 産まれた仔牛たちも順調に成育中!!

 福島イノベーション・コースト構想事業により、昨年度から畜産部門に導入された分娩監視装置「牛温恵」を、7月より運用開始しております。

 この「牛温恵」は、分娩予定前の膣内に体温センサーを装着することで、母体の体温変化をグラフ化、及び分娩前兆候の一つである体温の一定期間の低下を数値から読み取り、メールを送ることができる装置です。

 導入当初は、「メールがうまくこない」「体温センサーの挿入が大変」など課題がありました。

 しかし、3度目のトライであった「なみ号」での運用にて、はっきりとした温度監視グラフの変化と機器使用の要領を得ることができました。

体温変化グラフ

 

 また、日中に無事故分娩となり、元気な仔牛♂が順調に成長しております。

その際、貴重な分娩映像を撮影できるなど、今後の運用における活用方法の広がりを感じました。

 

「由希♂」です!よろしくね!

花丸 野菜苗、草花苗、ポットカーネーションを販売しました

5月7日(木)、雲雀ヶ原農場で草花苗、野菜苗、ポットカーネーションの販売が行われました。

新型コロナウイルス感染症予防のため、生徒による販売実習とはなりませんでしたが、近くの方たちに足を運んでいただきました。

5月8日(金)も8:30より整理券を配布し、9:00より販売を行います。

NEW 5月出荷予定の仔牛たち

 生産環境科 畜産部門です。

 仔牛の成長は早いもので、昨年の7月、8月に産まれた

 「るな」「凜華」「輝」が来月出荷予定です。

 

 なかなか生徒に会えず、仔牛たちも張り合いがないようです…

「るな」&「凜華」奥にいる「輝」

 

NARO 農研機構「食と農の科学館」「ジーンバンク」の見学に行ってきました。

 福島イノベーションコースト構想人材育成事業研修の一環で、生産環境科1学年30名がつくば市にあるNARO農研機構の施設「食と農の科学館」と「農業生産資源ジーンバンク」の見学に行ってきました。

 「食と農の科学館」では、研究によって作出した品種、研究開発までの道のり、最新のスマート農業の実践事例など、大変興味深い内容を見学することができました。昔の農業器具の展示もあり、科学や農業機械の進歩についても学んできました。

 「ジーンバンク」では、作物や野菜の原種を保存する重要性や、ジーンバンクが国内・国外において実際にどのような需要があるか知ることができました。

スマート農業の実践事例の説明水田の水位自動管理システム展示

昔の農機具昔の農業機械種子保存ボトル(スイカの種子)種子の保存庫

農業イノベ 近畿大学田中先生の講演会

 1月28(火)~29日(水)の二日間にかけて、近畿大学教授である田中先生による講演会が行われました。

 はじめに地域でどのような課題があり、どのように解決をしていくべきか、日本各地で先生が関わったプロジェクトの事例を紹介していただきました。そして、自分たちのハウスで作った農作物を使って何ができるかをワークショップ形式で話し合いました。それぞれの班で発表を行い、田中先生からもアドバイスをいただくことができました。2月にさらに議論を行い、来年度よりプロジェクトを立ち上げます!

 田中先生の講演とともに、AGCグリーンテックの浅野様より光の重要性を教えていただきました。今使っているイノベハウスにも使用されているフィルムの特性や今後の農業の在り方について、図解を用いてお話しいただきました。

生産環境科 課題研究発表会

 生産環境科の課題研究発表会が行われました。三年生として課題設定をしてしっかり実習に励み、研究を重ねてきた成果を発表しました。思ったような結果が出ない人もいましたが、どのように解決するのかしっかり学ぶことができたようでした。社会に出て役立ててもらえればと思います。1,2年生も先輩の良いところを学び、これから行う自分の研究に生かしてください。

イノベ見学_ネクサスファームおおくま施設見学

 大熊町でイチゴ生産に取り組む「株式会社ネクサスファームおおくま」へ、生産環境科1・2年生が見学に行きました。風評被害の払拭に向けた、安全性を証明できる作業環境や設備を見学させていただきました。農福連携やGAPの取組は、これからの農業に必要となるものであり、生徒たちは多くの農業技術や企業努力の大切さについて勉強させていただきました。また、見学の最後にはイチゴを試食させていただき、生徒たちは笑顔で完食しました。

フレッシュ農業ガイド講座実施

 相双農林事務所主催のフレッシュ農業ガイド講座に、生産環境科2年生が参加しました。今回は、本校の卒業生も勤める「紅梅夢ファーム」と、「相馬牧場」の二か所を見学させていただきました。震災以降、農業生産法人を立ち上げ、スマート農業の実践を行っている様子や、牛の飼育から羊の飼育へ移行し、牧草の販売をメインに経営を成り立たせている実態を教えていただきました。今回の見学で農業の大切さや楽しさを再認識し、卒業後は一人でも多く農業に携わってもらえれば嬉しく思います。