相農農ク活動日誌
国際フォーラムワークショップ
コラッセ福島で行われたOECDの作業部会、NEAの「国際フォーラムワークショップ」に参加しました。「原発事故後の福島の農業について考える」という題に沿って福島の農業者の発表や会議が行われ、その中で私たち相馬農業高校の取り組みを発表しました。
発表後は、環境副大臣やイラカン次長などとの意見交換会が行われました。ここには海外の各専門家の方々も出席されており、緊張の中でしたがお互いの意見や考えを交換することができました。
普段高校生がなかなか発表することができない場所での発表を終え、貴重な体験をすることができ、私たちの大きな自信となりました。
すぎなみフェスタ2016
災害協定都市である東京都杉並区を訪問し、桃井原っぱ公園で行われた「すぎなみフェスタ2016」に参加しました。私たちは、11月5~6日の2日間にわたり、JAの方たちと一緒に学校の加工品や南相馬市の特産品を販売しました。初日はたくさんのお客様が来てくださり、その日のうちに本校の加工品をすべて完売することができました。2日目は、南相馬市の特産品の梨や福島県のオリジナル品種のお米、「天のつぶ」の販売をし、買って頂いた方に喜んでいただきました。
今回も販売活動を通して、杉並の方や多くの方と交流、また加工品、農産物など買って頂き喜んでいただくことができたので良かったです。
農ク全国大会(大阪大会)
10月25日~27日まで大阪府にて行われた農業クラブ全国大会に平板測量競技チーム、農業鑑定競技(農業土木)、福島県連盟代表として県連会長の五名で参加してきました。残念ながら入賞はできませんでしたが、日頃の学習の成果を発揮することができました。この経験を生かし、今後の農業学習、農業クラブ活動につなげていきたいと思います。
チャイルドライン全国フォーラムinふくしま
コラッセ福島で行われた、チャイルドライン全国フォーラムinふくしまに参加してきました。生徒9人で参加し、学校紹介、クラブ紹介、ハマナスプロジェクトなど約40分の発表でしたが、農業クラブの取り組みをしっかりPRできたのでよかったです。
第4回鎮魂復興市民植樹祭
今回で4回目の開催となる南相馬市鎮魂復興市民植樹祭が行われ、市民の方や全国からのボランティア総勢1500名の参加者が集まりました。本校からは14人が参加し、他の行事と重なったため、いつもより少ない人数ではありましたが、一本一本を大切に植樹することができました。これからもこの植樹祭に積極的に参加していこうと思います。
渋谷に花出発
本校草花班で育てられたビオラとシクラメンが、東京都渋谷区に向けて出発しました。この花は10月23日に、渋谷区のアップルストア前に植栽される予定です。
フラワーアート設置
相馬農業高校毎年恒例のフラワーアートの設置式が、行われました。
今年のテーマは「咲かせよう、心の笑顔を満開に!伝えよう地域の輪!」となり、農業クラブ理事の協力のもと素晴らしいアート作品となりました。
今年のテーマは「咲かせよう、心の笑顔を満開に!伝えよう地域の輪!」となり、農業クラブ理事の協力のもと素晴らしいアート作品となりました。
この作品が、地域の笑顔を増やせればいいなと思います。
ビジネスプランコンテスト
仙台市で行われた、ビジネスプラン二次審査の発表が行われました。12組の発表の中で、私たちはハマナスプロジェクトの6次化について発表しました。残念ながら優秀賞候補の3組に入ることはできませんでしたが、改めて6次化商品の開発に向けて頑張ろうと思いました。
念願の稲刈り!
本校大木戸水田にて、5月に田植えを行った稲の、稲刈りイベントが行われました。本校主催で福島県農林水産部、ふるさと回帰支援センター、原町交流サポートセンターなどからの支援をいただきながら、総勢約50人で「天のつぶ」の稲刈りを行いました。その後、参加者全員でBBQを行いました。
今回の稲の栽培で南相馬市の農業が再興したことを肌身で感じることができ、とても嬉しかったです。
植樹園除草
前回終えることができなかった植樹園のハマナスエリアの除草に行ってきました。ここは株間が狭く、雑草の量も多くなっていました。また、ハマナスのトゲにより作業が思うように進まず、それと同時にハマナスを傷つけないようにするのも大変でした。10月に入り雑草の生育は落ち着いてきましたが、今回も一日で植樹園の除草を終えることができなったので、今後も管理を行いたいです。
福島大学生との交流
福島大学の学生の方と先生が相馬農業高校に来校され、南相馬市の農業について話し合いました。出身地が異なる大学の方と地元の私たちが話し合うことで、南相馬市やこの地の農業に対する思いをお互いに感じることができました。
この交流を機会に今後の南相馬発展の一つになればいいと思いました。
便器を磨く、心を磨く
茨城掃除に学ぶ会、原町掃除に学ぶ会、そして多数の地域の皆様や保護者、生徒の皆さんと一緒に本校のトイレ掃除を行いました。毎日掃除し、一見きれいに見えるトイレも、水こしを持ち上げると汚れがびっしりついており、それがにおいの原因であることも教えていただきました。
様々な道具を用いて汚れを落としていきましたが、きれいになるにつれて心も軽くなっていくような感じがしました。また、すべての汚れが落ちたときの達成感はすごかったです。そして、大切に使わなければならないなと感じ、自分自身の気持ちもトイレ掃除を通じて様々な変化がみられました。
様々な道具を用いて汚れを落としていきましたが、きれいになるにつれて心も軽くなっていくような感じがしました。また、すべての汚れが落ちたときの達成感はすごかったです。そして、大切に使わなければならないなと感じ、自分自身の気持ちもトイレ掃除を通じて様々な変化がみられました。
植樹園除草
泉の植樹園の除草作業を、行ってきました。今回は前回の除草でできなかった、ハマナスエリアの除草も行いました。ハマナスエリアの除草は刈払機では行えず、手作業での除草となりました。また、アカザは根を深く張り苦労しました。
今回もすべての除草を終えることができなかったので、近いうちの除草を行いたいです。
菜の花種まき会
震災直後から続いている菜の花プロジェクトの播種が、行われました。農地再生協議会の方をはじめとした参加者約100人で、原町区陣ヶ崎にある約1haの圃場にすじまきしました。また、収穫した菜種を絞ってできた絞りカスも肥料としてまきました。
およそ1時間の播種を終えたあと、太田生涯学習センターに移動し全員で昼食をとりました。昼食後本校で行っている菜の花プロジェクトの取り組みを発表し、好評の声をいただくことができました。
また、この日参加していた滋賀県立八日市南高校の皆さんと交流を行いました。農場見学、泉の植樹園を見学後、本校同窓会館でお互いの高校の学校紹介、同時にハマナスティーの試飲もしていただきました。また、八日市南高校の震災後からの取り組みなども知ることができました。
今回の種まき、交流を通して南相馬のさらなる復興に繋げていけるような活動をしたいと思いました。
小学生キャリア教育
小学生に農業高校について理解していただくキャリヤ教育授業が、原町第三小学校にて行われました。6年生の皆さんを対象に、パン作り教室、本校の学校紹介、クラブ紹介発表を行いました。午後にはひばりが原農場の見学を行い、牛や草花、野菜について学びました。
今回の体験が将来の進路決定の1つになってくれればうれしいです。
みんなで未来をつくろう教室
復興庁と電通による「みんなで未来をつくろう教室」が、本校で実施されました。この企画は、CMをつくる体験を通して小中高生たちが自分や地域について考え、未来をつくっていく授業プログラムです。本校教員がこの町の良さを発見するための授業を進めていく合間に「広告のプロ」よりCMづくりの基本や、裏技などを教えていただきました。
南相馬市の魅力は何なのか、実際に街へ取材に出向くなかで、人や自然、農業や伝統文化など様々な点を発見することができました。それらを学校に持ち帰り情報を精査、本当に伝えたいことは何なのかを搾りだし、15秒という限られた時間の中で発表を行いました。たくさんある良いところから、伝えたいことだけを絞り出すのに大変苦労しましたが、その分、内容の濃いCMができたのではないかと思います。
地域の良さを発見できただけでなく、それらを通じて自分自身を振り返り、発信していくことの重要性を再認識することができました。これらの取り組みを農業クラブ活動だけでなく、今後の自分の人生に生かしていきたいと感じました。
なお、今回の授業の様子は10月末に放送予定です。放送日時が決まり次第お知らせいたします。
南相馬市の魅力は何なのか、実際に街へ取材に出向くなかで、人や自然、農業や伝統文化など様々な点を発見することができました。それらを学校に持ち帰り情報を精査、本当に伝えたいことは何なのかを搾りだし、15秒という限られた時間の中で発表を行いました。たくさんある良いところから、伝えたいことだけを絞り出すのに大変苦労しましたが、その分、内容の濃いCMができたのではないかと思います。
地域の良さを発見できただけでなく、それらを通じて自分自身を振り返り、発信していくことの重要性を再認識することができました。これらの取り組みを農業クラブ活動だけでなく、今後の自分の人生に生かしていきたいと感じました。
なお、今回の授業の様子は10月末に放送予定です。放送日時が決まり次第お知らせいたします。
ハマナス収穫in農場
農場に植えられているハマナスの実を、収穫しました。夏も終わりに近づき、大小さまざまな大きさの実がある中で、赤く熟した実を収穫しました。先日のペースト制作に引き続き、加工品開発に取り組みたいと思います。
ハマナス加工品プレゼン
ふくしま地域産業6次化イノベーター派遣事業ということで、イノベーターの横田さん同席のもと、郡山市のホテルハマツの総支配人にハマナスの商品プレゼンを行いました。東北大会で発表をしたハマナスの研究を見てもらった後、実際に私たちが行っているハマナスの商品、ハマナスペースト、ハマナスジャム、ポプリ、ハーブティー、ハマナスバスのプレゼンを行いました。この中でもペースト、ハーブティーが好評で、加工品を使った料理の試作を行っていただけることになりました。更なる加工品の開発に取り組んでいきたいです。
東北大会終了
8月25、26日に花巻市文化会館で行われた、日本学校農業クラブ東北連盟大会岩手大会に出場しました。この大会には意見発表Ⅰ類、プロジェクト発表Ⅲ類、クラブ活動紹介発表の三部門で出場しました。大会前夜まで涙を流し精一杯練習をし最高の発表ができましたが、残念ながら全部門最優秀を獲得することができませんでした。
今回の大会で賞をいただくことはできませんでしたが、練習や発表を経験し得たものはとても大きいものになったと思います。この結果を励みに今後の研究活動を頑張りたいと思います。
名寄市訪問
南相馬市と災害協定都市の北海道名寄市を訪問し、交流活動を行いました。台風9号の接近が懸念されていましたが、20日は晴れ間が見える中で名寄産業高校農業クラブのみなさんと交流をしました。お互いの学校紹介を行ったあと、牛舎の見学をさせていただき搾乳機での搾乳を見ることができました。また、普段見ることができない珍しい赤毛のホルスタインやジャージーなども見ることができ、よかったです。その他、農業クラブで研究しているメロンと名寄市の特産品、風連餅をいただきました。その日の夜、名寄市長のご好意でプラネタリウム、天体望遠鏡の体験をさせていただきました。名寄で見える星や南相馬で見える星などを教えていただき、大変勉強になりました。
21日は名寄産業祭りに参加し、福島の農産物と本校の加工品の販売をしました。また買っていただいた方に商品と一緒にハマナスのしおりを配布し、本校農業クラブの活動をPRできたとともに福島県のPRもすることができたので良かったです。
23日は北海道から福島に戻る予定でしたが台風9号により飛行機が欠航し、24日の帰宅となりました。台風という大変な天候でしたが北海道での交流活動という貴重な経験ができました。