地域に元気を発信しよう!

相農農ク活動日誌

みんなで未来をつくろう教室

 復興庁と電通による「みんなで未来をつくろう教室」が、本校で実施されました。この企画は、CMをつくる体験を通して小中高生たちが自分や地域について考え、未来をつくっていく授業プログラムです。本校教員がこの町の良さを発見するための授業を進めていく合間に「広告のプロ」よりCMづくりの基本や、裏技などを教えていただきました。
 南相馬市の魅力は何なのか、実際に街へ取材に出向くなかで、人や自然、農業や伝統文化など様々な点を発見することができました。それらを学校に持ち帰り情報を精査、本当に伝えたいことは何なのかを搾りだし、15秒という限られた時間の中で発表を行いました。たくさんある良いところから、伝えたいことだけを絞り出すのに大変苦労しましたが、その分、内容の濃いCMができたのではないかと思います。
 地域の良さを発見できただけでなく、それらを通じて自分自身を振り返り、発信していくことの重要性を再認識することができました。これらの取り組みを農業クラブ活動だけでなく、今後の自分の人生に生かしていきたいと感じました。
 なお、今回の授業の様子は10月末に放送予定です。放送日時が決まり次第お知らせいたします。

ハマナス収穫in農場

 農場に植えられているハマナスの実を、収穫しました。夏も終わりに近づき、大小さまざまな大きさの実がある中で、赤く熟した実を収穫しました。先日のペースト制作に引き続き、加工品開発に取り組みたいと思います。

ハマナス加工品プレゼン

 ふくしま地域産業6次化イノベーター派遣事業ということで、イノベーターの横田さん同席のもと、郡山市のホテルハマツの総支配人にハマナスの商品プレゼンを行いました。東北大会で発表をしたハマナスの研究を見てもらった後、実際に私たちが行っているハマナスの商品、ハマナスペースト、ハマナスジャム、ポプリ、ハーブティー、ハマナスバスのプレゼンを行いました。この中でもペースト、ハーブティーが好評で、加工品を使った料理の試作を行っていただけることになりました。更なる加工品の開発に取り組んでいきたいです。

東北大会終了

 8月25、26日に花巻市文化会館で行われた、日本学校農業クラブ東北連盟大会岩手大会に出場しました。この大会には意見発表Ⅰ類、プロジェクト発表Ⅲ類、クラブ活動紹介発表の三部門で出場しました。大会前夜まで涙を流し精一杯練習をし最高の発表ができましたが、残念ながら全部門最優秀を獲得することができませんでした。
 今回の大会で賞をいただくことはできませんでしたが、練習や発表を経験し得たものはとても大きいものになったと思います。この結果を励みに今後の研究活動を頑張りたいと思います。

名寄市訪問

 南相馬市と災害協定都市の北海道名寄市を訪問し、交流活動を行いました。台風9号の接近が懸念されていましたが、20日は晴れ間が見える中で名寄産業高校農業クラブのみなさんと交流をしました。お互いの学校紹介を行ったあと、牛舎の見学をさせていただき搾乳機での搾乳を見ることができました。また、普段見ることができない珍しい赤毛のホルスタインやジャージーなども見ることができ、よかったです。その他、農業クラブで研究しているメロンと名寄市の特産品、風連餅をいただきました。その日の夜、名寄市長のご好意でプラネタリウム、天体望遠鏡の体験をさせていただきました。名寄で見える星や南相馬で見える星などを教えていただき、大変勉強になりました。
 21日は名寄産業祭りに参加し、福島の農産物と本校の加工品の販売をしました。また買っていただいた方に商品と一緒にハマナスのしおりを配布し、本校農業クラブの活動をPRできたとともに福島県のPRもすることができたので良かったです。
 23日は北海道から福島に戻る予定でしたが台風9号により飛行機が欠航し、24日の帰宅となりました。台風という大変な天候でしたが北海道での交流活動という貴重な経験ができました。