地域に元気を発信しよう!

カテゴリ:交流活動

キャリア教育in小高中学校

 キャリヤ教育推進事業で小高中学校を訪問し、本校の学科紹介を行いました。各学科3人、合計9人でそれぞれの学科の特徴と何を学習しているかなどを発表しました。発表後には意見交換会を行い、高校生と中学生のそれぞれの思いを伝えることができました。相農のことを良く知ってもらえたと同時に、中学生の進路選択の一つとなればいいなと思います。

すぎなみフェスタ2016

 災害協定都市である東京都杉並区を訪問し、桃井原っぱ公園で行われた「すぎなみフェスタ2016」に参加しました。私たちは、11月5~6日の2日間にわたり、JAの方たちと一緒に学校の加工品や南相馬市の特産品を販売しました。初日はたくさんのお客様が来てくださり、その日のうちに本校の加工品をすべて完売することができました。2日目は、南相馬市の特産品の梨や福島県のオリジナル品種のお米、「天のつぶ」の販売をし、買って頂いた方に喜んでいただきました。
 今回も販売活動を通して、杉並の方や多くの方と交流、また加工品、農産物など買って頂き喜んでいただくことができたので良かったです。

第4回鎮魂復興市民植樹祭

 今回で4回目の開催となる南相馬市鎮魂復興市民植樹祭が行われ、市民の方や全国からのボランティア総勢1500名の参加者が集まりました。本校からは14人が参加し、他の行事と重なったため、いつもより少ない人数ではありましたが、一本一本を大切に植樹することができました。これからもこの植樹祭に積極的に参加していこうと思います。

渋谷に花出発

 本校草花班で育てられたビオラとシクラメンが、東京都渋谷区に向けて出発しました。この花は10月23日に、渋谷区のアップルストア前に植栽される予定です。

念願の稲刈り!

 本校大木戸水田にて、5月に田植えを行った稲の、稲刈りイベントが行われました。本校主催で福島県農林水産部、ふるさと回帰支援センター、原町交流サポートセンターなどからの支援をいただきながら、総勢約50人で「天のつぶ」の稲刈りを行いました。その後、参加者全員でBBQを行いました。
 今回の稲の栽培で南相馬市の農業が再興したことを肌身で感じることができ、とても嬉しかったです。

福島大学生との交流

 福島大学の学生の方と先生が相馬農業高校に来校され、南相馬市の農業について話し合いました。出身地が異なる大学の方と地元の私たちが話し合うことで、南相馬市やこの地の農業に対する思いをお互いに感じることができました。
 この交流を機会に今後の南相馬発展の一つになればいいと思いました。

便器を磨く、心を磨く

 茨城掃除に学ぶ会、原町掃除に学ぶ会、そして多数の地域の皆様や保護者、生徒の皆さんと一緒に本校のトイレ掃除を行いました。毎日掃除し、一見きれいに見えるトイレも、水こしを持ち上げると汚れがびっしりついており、それがにおいの原因であることも教えていただきました。
 様々な道具を用いて汚れを落としていきましたが、きれいになるにつれて心も軽くなっていくような感じがしました。また、すべての汚れが落ちたときの達成感はすごかったです。そして、大切に使わなければならないなと感じ、自分自身の気持ちもトイレ掃除を通じて様々な変化がみられました。

菜の花種まき会

 震災直後から続いている菜の花プロジェクトの播種が、行われました。農地再生協議会の方をはじめとした参加者約100人で、原町区陣ヶ崎にある約1haの圃場にすじまきしました。また、収穫した菜種を絞ってできた絞りカスも肥料としてまきました。
 およそ1時間の播種を終えたあと、太田生涯学習センターに移動し全員で昼食をとりました。昼食後本校で行っている菜の花プロジェクトの取り組みを発表し、好評の声をいただくことができました。
 また、この日参加していた滋賀県立八日市南高校の皆さんと交流を行いました。農場見学、泉の植樹園を見学後、本校同窓会館でお互いの高校の学校紹介、同時にハマナスティーの試飲もしていただきました。また、八日市南高校の震災後からの取り組みなども知ることができました。
 今回の種まき、交流を通して南相馬のさらなる復興に繋げていけるような活動をしたいと思いました。

小学生キャリア教育

 小学生に農業高校について理解していただくキャリヤ教育授業が、原町第三小学校にて行われました。6年生の皆さんを対象に、パン作り教室、本校の学校紹介、クラブ紹介発表を行いました。午後にはひばりが原農場の見学を行い、牛や草花、野菜について学びました。
 今回の体験が将来の進路決定の1つになってくれればうれしいです。

みんなで未来をつくろう教室

 復興庁と電通による「みんなで未来をつくろう教室」が、本校で実施されました。この企画は、CMをつくる体験を通して小中高生たちが自分や地域について考え、未来をつくっていく授業プログラムです。本校教員がこの町の良さを発見するための授業を進めていく合間に「広告のプロ」よりCMづくりの基本や、裏技などを教えていただきました。
 南相馬市の魅力は何なのか、実際に街へ取材に出向くなかで、人や自然、農業や伝統文化など様々な点を発見することができました。それらを学校に持ち帰り情報を精査、本当に伝えたいことは何なのかを搾りだし、15秒という限られた時間の中で発表を行いました。たくさんある良いところから、伝えたいことだけを絞り出すのに大変苦労しましたが、その分、内容の濃いCMができたのではないかと思います。
 地域の良さを発見できただけでなく、それらを通じて自分自身を振り返り、発信していくことの重要性を再認識することができました。これらの取り組みを農業クラブ活動だけでなく、今後の自分の人生に生かしていきたいと感じました。
 なお、今回の授業の様子は10月末に放送予定です。放送日時が決まり次第お知らせいたします。