1月22日(水)にビッグパレット福島で開催された「ふくしま。チャレンジセミナー2025」に生産環境科でGAPに取り組んでいる作物専攻班・野菜専攻班の代表3名が参加してきました。
基調講演では、株式会社モスフードサービス、アグリ事業グループグループリーダーの近澤太輔様からモスフードサービスで行っているGAPの仕組みを用いた独自の「MOS GAP」の話やGAPを取得している福島県のブランドトマト、「南郷トマト」を利用した販売企画の話を聴くことができました。
事例報告では、いわき小名浜菜園株式会社代表取締役の石田信一郎様から、GAPで「四方よし」の経営実践としてGAPを取り入れた販売戦略、GAPを取り入れた利点として栽培技術・農場の見える化ができたことを詳しく説明していただきました。
最後に、GAP探検隊の隊長として活躍されているタレントのなすびさんや、GAPに取り組んでおられる生産者の方々と、GAPを取り入れたことによるメリットや苦労について意見交換をすることができました。
今回のセミナーを通し、GAPの取り組みによるメリットや効果、またGAP野菜を取り入れている企業の話を聴くことにより消費者へのGAP認知への取り組みについても学ぶことができました。今後の生産活動や課題研究に活かしていきたいと思います。

1月22日(水)、食品科学科3年生による課題研究発表会が行われました。
1年間取り組んできた研究成果を発表する場で、どの発表も内容が濃く、聴衆からの質問にも真摯に答える姿が印象的でした。
発表後には先生方からの講評や応援の言葉があり、生徒たちはさらに自信を深めたようです。
3年生の皆さん、本当にお疲れさまでした!1、2年生の皆さんは、自らの課題設定に活かしてください。


1月21日(火)、4~6校時に生産環境科3年生の課題研究発表会を実施しました。
生産環境科の課題研究は草花、野菜、作物、畜産の4部門に分かれ、研究テーマを設定し調査・研究を行ってきました。12月に各研究ごとに1冊の卒業論文にまとめ、1月に1・2年生の前で課題研究発表会に発表します。
今年の課題研究発表では、「トウモロコシの作型リレーによる長期生産」や「牛のヒートストレス緩和」など多様なテーマが見られました。
聴衆者に分かりやすい発表内容、見やすいスライドの作り方など生徒たちが工夫して約1年間の研究成果を発表することができました。研究結果も様々でしたが生徒たちの努力が感じられる素晴らしい発表会になりました。
3年生の皆さん、課題研究・卒業論文作成お疲れさまでした!課題研究で培った課題解決能力を今後の人生に活かしていってほしいと思います。


1月16日(木)、食品科学科製造コースの2年生を対象に、外部講師による和菓子製造の特別授業が行われました。
今回は、宮城調理製菓専門学校より續橋みどり先生を講師としてお迎えし、生徒が「練り切り」と「苺大福」の製造に挑戦しました。
講師の先生から、和菓子製造のテクニックを丁寧に教えていただき、生徒たちは真剣に取り組みました。
進級を控えた2年生にとって、この授業は今後の進路選択や課題研究テーマを考える上で、大変参考になる貴重な機会となったのではないでしょうか。
講師の續橋先生、丁寧なご指導をありがとうございました!

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生産環境科
1月9日(木)に生産環境科2年生の草花専攻班が春の生産物販売会に向けての花苗の播種を行いました。
今回播種した花は「ベゴニア」・「ガザニア」の2種類です。
種の大きさは約1~2mm程のため、1粒1粒丁寧に播種を行うことができました。
この後も「マリーゴールド」や「ペチュニア」などの1年草の花苗を実習を通して栽培していく予定です!

12月21日(土)、本校機械室において環境緑地科の学校開放講座を行いました。この開放講座は、南相馬市と連携協力して年3回、毎年開催しており、今回が今年3回目最後の講座となります。
参加者約20名は、今回の制作テーマである「門松づくり」を行い、子どもからお年寄りまで、それぞれ個性あふれる作品を完成させることができました。
皆さま、良いお年をお迎えください。


環境緑地科で作成した門松を正面玄関に設置しました。
歳神様に来ていただき、来年も素晴らしい一年になってほしいです。
12月13日(金)に雲雀ヶ原農場の太陽光利用型植物工場(ICT温室)で栽培しているイチゴの収穫が始まりました。本校では「よつぼし」という品種のイチゴを栽培し、販売しています。今年は、イチゴを課題研究の題材としている生徒を中心に栽培管理をしており、無事初収穫を迎えることができました。久しぶりのイチゴの収穫・販売準備では、楽しそうに収穫している様子が見られました。
収穫の様子
販売準備の様子

初販売は12月13日に行われた今年度最後の相農ショップにて行いました。今季も多くの方に相馬農業のイチゴを食べてもらえるように準備していきたいと思います!今季のイチゴもよろしくお願い致します。
生産環境科
令和6年12月10日(火)、ヤンマーアグリジャパン株式会社様をお招きし、生産環境科2年を対象にロボットトラクター体験学習を雲雀ヶ原農場で実施しました。
講義では、ヤンマーアグリジャパン株式会社様より企業説明とスマート農業に関する話をして頂きました。企業説明では、事業内容や社員が活躍するフィールドを動画で分かりやすく教えて頂きました。スマート農業に関する講義では、農業の課題を解決するために生まれた農業機械や農業機械に搭載されているGNSSについて説明して頂きました。

午後は実際に、ヤンマーアグリジャパン株式会社様で取り扱っているロボットトラクタ、農業用ドローン、直進アシスト田植え機を操作させて頂きました。生徒たちは驚きながらも楽しみながら体験する様子が見受けられました。
無人作業可能 ロボットトラクタ
直進アシスト田植え機
薬剤散布ドローン
農作業を誰でも効率良く行えるように設計されたスマート農機という最先端技術を学び、普段学ぶことのできない実践的な体験をすることができました。今回の体験学習を今後の授業に活かしていきたいと思います。
