9月5日(火)に生産環境科の2年生が福島県相双農林事務所主催のフレッシュ農業ガイド講座に参加し、地域の農業法人を視察しました。
最初に見学した「株式会社根本園芸」の根本雄二さんはシクラメン栽培において2001年から5年連続を含む、合計9回の農林水産大臣賞(日本一)を受賞している日本トップクラスのシクラメン生産者です。高品質のシクラメンを栽培するためにかん水方法にこだわりを持っていることや、消費者のニーズに合わせて品種を毎年更新している等、工夫をされていることを学ぶことができました。
次の「株式会社相馬牧場」では、県内では生産の少ないヒツジの飼育施設の見学や、本州に数台しかない580馬力のポストハーベスターを見せていただきました。大規模の飼料生産を効率良く行うためにどのように取り組むかについてお話いただきました。
最後に見学した「ごろくファーム株式会社」では、JGAPを導入し、食の安全や環境保全に取り組むなど作物生産についてお話いただきました。ドローンを用いた防除や、県や市の補助金を活用して、最新の定植機を導入するなど農業の経営や省力化ついて教えていただきました。
今回の視察を通して、地域農業への関心を深め、進路選択において農業法人等への就職や新規就農を考える契機になればと思います。






環境緑地科
8月31日(木)と9月1日(金)に総合実習でぶどうジャムを製造しました。使用したブドウは、キャンベルという品種です。いちごジャムの製造方法との大きな違いは、「パルパー」と呼ばれる機器を使用して、ぶどうの種や果皮を除去することです。
今回製造したぶどうジャムは、9月7日(木)に開店する相農ショップで販売いたしますので、ぜひ、お買い求めください!!




学友会
生徒・教職員・保護者の代表者が一堂に会し、三者の視点からより良い学校生活の在り方や校則の見直し等について協議する目的で三者協議会を開催しました。本校では初めての試みとなる今回の協議会では、校則の見直しと学校生活全般に関することが議題となりました。本校の生徒会である学友会は、事前に三者協議会について全校生に周知し、意見箱を設置することで、広く意見を募り協議会に臨みました。
協議会では三者がそれぞれの視点から意見や考えが述べられ、活発な話し合いとなりました。この協議会の場で共有できた率直な意見は、今後の学校生活をみんなで見直していく上で大きな前進となりました。
今後も三者の考えや意見をそれぞれが理解することを通し、三者がより良い関係の中で学校生活が送れることを本校は目指していきます。




8月25日(金)、2学期始業式が、熱中症予防のため、放送で行われました。校長先生から、初めに夏季休業中に行われた農業クラブ県大会や部活動の各種大会での活躍、資格取得の取組についての話があり、2学期は学習以外にも、芸能大運動会や120周年記念式典などの行事があるので、多くを学び、経験から成長するよう話がありました。また、各部の先生から、2学期の学習や生活への取組、進路実現に向けての諸注意がありました。
まだまだ、暑い日が続きますが、体調管理をしっかり行い、充実した2学期を過ごしましょう。






環境緑地科
部活動・大会成績
馬術部は7月24~26日に静岡県御殿場市馬術・スポーツセンターで開催された第57回全日本高等学校馬術競技大会に出場してきました。
1回戦、北海道帯広農業高校と岐阜県立岐阜農林高校と対戦しました。本校からは蒔田佑樹(生産環境科3年)、伊東成吾(生産環境科2年)、薄井我光(生産環境科2年)の3名が出場しました。3名とも初めて騎乗する馬の個性に合わせ、これまでの練習の成果を発揮し騎乗しましたが、善戦及ばず初戦敗退となりました。
3年生は今回の大会をもって引退となります。1・2年生は今回の全国大会で得た経験や悔しさをバネに、来年も全国大会の舞台に立ち、優勝を狙えるようなチームとなれるよう、練習に励んでもらいたいと思います。





7月25日(火)、アメリカのペンドルトン市から南相馬市に交換留学中の高校生を迎えて国際交流を行いました。南相馬市とペンドルトン市は姉妹都市協定を結んでおり、今回はペンドルトン市から交換留学生が4名と関係者の皆様が来校し、本校食品科学科におきまして黒糖まんじゅうと水まんじゅうの製造を体験しました。
体験では、食品科学科の加工研究班の生徒が留学生に英語で分かりやすく、和菓子の製造方法を教えていました。コロナ禍により、留学生と交流する機会があまりなかったので、生徒たちにとって良い経験になったのではないかと思います。
留学生の皆さん、また南相馬市に来てください!!




