農場部
食品科学科
令和2年2月12日(水)ビックパレットふくしまにて、「ふくしま。GAPチャレンジセミナー 時代ヲヨム GAPで挑む ふくしまのミライ」が開催され、県内の農業高校やGAP取得に取り組む農家の実践事例などが、映像やパネルで展示されました。
本校からも、生産環境科のスマート農業実践事例やGAP取得について、食品科学科での商品開発や人材育成についての取り組みを紹介したパネルを出展しました。
福島県とJA福島中央会により、平成29年5月にGAP日本一を目指す、「ふくしま。GAPチャレンジ宣言」がされてから、本校でも、令和元年5月21日にコメでJGAPを、同年10月にトマトでAsiaGAPの認証を受けました。
今後、2020年からのHACCP(食品衛生管理)の義務化や、SDGsの実現に向け、農業をとりまく情勢が変化していきます。そういった時代を読み取りながら、福島県の未来を考える機会となったのでした。





進路指導部
本日は三年生の登校日で、自宅学習に入った三年生が久しぶりに登校しました。学年集会のほか、企業の方をお招きした講演会を実施しました。
社会人講話として、本校の卒業生も勤める「シマ商会」の方のお話を聞きました。卒業後3年経つ先輩より、高校生と社会人の違い、挨拶や身だしなみの大切さ、社会人が求める高校生についてお話をいただくことができました。今できることをしっかりやり、立派な社会人になってほしいというアドバイスを受け、納得している生徒の様子が見られました。
また、市内の洋服店の方をお招きし「スーツの着こなしセミナー」を実施しました。3年生がスーツをお借りして実際に試着したほか、場面にあったスーツや小物の種類、ボタンの活用やネクタイの絞め方などを教わりました。春からは進学にしても就職にしてもスーツとは切っても切り離せない生活となります。身だしなみに注意し、立派な社会人になってもらえればと思います。



環境緑地科
相双農林事務所の伊藤様をお招きし、身の回りにある森林に隠された機能や資源としての価値、その資源を持続的に活用していく手立てについて講演して頂きました。
講演を聞く中で生徒は、身近でありながら普段意識することの少ない森林について興味・関心を高めるとともに、「林業はどんな人が関わっているのですか?」「林業って儲かるのですか?」と活発に質問をしていました。講師の先生より「林業界が活発となり、若い人材を求めている」「現在は需要と供給のバランスがよく、今後林業の発展が望める」という話があり、さらに意欲を高めていました。
農場部
三菱ケミカルホールディングスグループ主催の東北三県復興支援 販売・交流会に参加しました。本校からGAPを取得した米やトマト、食品科学科の味噌やジャム、ジュースなどの加工品を販売し、大盛況のうちに終えることができました。
この交流を通じて、訪れた皆さまと触れあうことができたとともに、三菱ケミカルホールディングスの社員の皆様に福島県の現状について知っていただくこともできました。このような機会を与えていただき、本当にありがとうございました。


農場部
今年で11回目となる校外課題研究発表会が、本校体育館で行われました。各科代表の3タイトルと、芸能に関する発表の4つの発表が行われ、三年間の実習の中で感じた課題について、授業や実習で取り組んだ成果について発表しました。20名の企業や教育関係者、保護者の皆様にもご覧いただくことができ、質疑応答も行われ、とても有意義な会となりました。「ぜひ継続して取り組んでいただきたい」との講評をいただくことができ、発表した生徒だけでなく、1・2年生にも刺激になっていました。



生産環境科
福島イノベーションコースト構想人材育成事業研修の一環で、生産環境科1学年30名がつくば市にあるNARO農研機構の施設「食と農の科学館」と「農業生産資源ジーンバンク」の見学に行ってきました。
「食と農の科学館」では、研究によって作出した品種、研究開発までの道のり、最新のスマート農業の実践事例など、大変興味深い内容を見学することができました。昔の農業器具の展示もあり、科学や農業機械の進歩についても学んできました。
「ジーンバンク」では、作物や野菜の原種を保存する重要性や、ジーンバンクが国内・国外において実際にどのような需要があるか知ることができました。






生産環境科
1月28(火)~29日(水)の二日間にかけて、近畿大学教授である田中先生による講演会が行われました。
はじめに地域でどのような課題があり、どのように解決をしていくべきか、日本各地で先生が関わったプロジェクトの事例を紹介していただきました。そして、自分たちのハウスで作った農作物を使って何ができるかをワークショップ形式で話し合いました。それぞれの班で発表を行い、田中先生からもアドバイスをいただくことができました。2月にさらに議論を行い、来年度よりプロジェクトを立ち上げます!
田中先生の講演とともに、AGCグリーンテックの浅野様より光の重要性を教えていただきました。今使っているイノベハウスにも使用されているフィルムの特性や今後の農業の在り方について、図解を用いてお話しいただきました。



生産環境科
生産環境科の課題研究発表会が行われました。三年生として課題設定をしてしっかり実習に励み、研究を重ねてきた成果を発表しました。思ったような結果が出ない人もいましたが、どのように解決するのかしっかり学ぶことができたようでした。社会に出て役立ててもらえればと思います。1,2年生も先輩の良いところを学び、これから行う自分の研究に生かしてください。