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NEW 【食品科学科】ベンケイを製造しました!!

 4月28日(金)、3年3組の加工研究班が総合実習でベンケイを製造しました。ベンケイとは、南相馬市原町区の沿岸部に位置する萱浜地区に伝わる郷土料理です。大根や芋がら、赤唐辛子を、酢、醤油、砂糖で炒め煮した料理で、かつては正月用の保存食や浄土真宗のお講など、ハレの日の食べ物とされていました。現在では、晩秋から冬の“季節の味”として、この地域に受け継がれています。

 農業と環境の授業で「文化の形成と継承」について学ぶ中で、南相馬市博物館の学芸員の方から話を聞く機会があり、そこで「ベンケイ」と出会いました。この出会いをきっかけに、食品科学科では、令和2年度より、地域の郷土料理である「ベンケイ」の研究を行っています。