日誌

OECD NEA特別授業

 2年前、福島市で行われたOECD(経済協力開発機構)の作業部会、NEA(原子力機関)の国際ワークショップで発表させていただいたのをきっかけに、今年4月に伊藤環境副大臣が来校され、私たちの想いを書いた手紙を、NEAに手渡していただくことができました。それに応える形として、この度フランスからテッド・ラゾ博士に来校いただき、放射線に関する特別授業を実施していただくことができました。「放射線は目に見えないが、自然にも存在する。細胞を傷つけることもあるが、リスクに関する科学的な事実を理解すべきであり、専門家が提供してくれる情報を基に、自ら判断し決定できるようになってほしい」との話があり、真面目な中にもユーモアを交えて講演をいただくことができました。講演会終了後、農業クラブ役員と共にハマナス植樹園を視察いただいたほか、ディスカッションを通じて自分たちの熱意を伝えるとともに、「若い力で頑張ってもらいたい」と励みのお言葉をいただきました。