2月16日(金)、東京都港区にある八芳園ポップアップショールーム「MuSuBu」で2月14日(水)~18日(日)の期間に開催された「あんしんを食べよう!トクしまフクしま GAPフェア」に参加してきました。GAPフェアでは、期間限定で県内農業高校の生産物・加工品を販売するマルシェを開催し、本校の取組も紹介してきました。なお、イベントを記念したランチメニューには本校の食品科学科で製造した味噌が使用されました。
環境緑地科
2月8日(木)、環境緑地科1年生を対象に、外部講師による森林・林業講演会を実施しました。相双農林事務所の蓮沼 正将 様から「森林の働きと林業」に関する講演をいただきました。さらに、相馬地方森林組合の技師から「林業の仕事内容とやりがい」について詳しくお話をしていただきました。昨年度開校した森林アカデミーふくしまの紹介もあり、改めて森林の重要性を再確認するとともに、林業の魅力を感じることができました。
環境緑地科
1月30日(火)本校雲雀ヶ原農場で、生産環境科2年生を対象にスマート農業研修を実施しました。
午前中は、北海道大学教授星野先生よりスマート農業教材について説明をいただき、ソニーネットワークコミュニケーション株式会社の松原様のご指導で、AIを活用した画像診断のプログラミングに個人端末を使用して、それぞれが病害虫被害の画像診断を行いました。
午後は、ヤンマーアグリジャパン様・IHIアグリテック様より、衛星画像を用いた圃場センシング技術を利用した可変施肥技術について説明いただきました。その後、圃場でブロードキャスタを装着した直進アシストトラクタの試乗と傾斜地対応ラジコン草刈り機の操作を体験しました。
急速に発展するスマート農業技術を学び、体験することで、将来の農業の姿について学ぶことのできた大変貴重な機会となりました。
環境緑地科
1月25日(木)に生産環境科の課題研究発表会が行われました。生産環境科では今年度よりグループでの研究活動を可能とし、生徒たちが協働的により深い研究をすることができるようになりました。野菜・草花・作物・畜産の4部門から15題が発表され、3年生は1年をかけて調査・研究した内容をパワーポイントで発表しました。1・2年生はこれから始まる自分たちの課題研究の参考にしようと、先輩たちの発表を熱心に参観していました。
1月24日(水)、3年3組最後の総合実習で生産技術B班(洋菓子専攻班)の生徒がホールケーキを製造しました。スポンジケーキを午前中に焼成し、午後にパレットナイフを使ってナッペをしました。ホールケーキを製造することが初めての生徒が多かったので、苦戦していましたが、コツをつかんでからは、上手にできていました。
生徒の中には、パティシエになるために専門学校に入学する予定の生徒もいるので、高校卒業後は、将来の夢の実現に向けて今まで以上に努力を続けてほしいと思います。
最後に洋菓子専攻班の生徒の皆さん、1年間お疲れさまでした。3年生になり、生産技術も向上し相農ショップの前日には、マドレーヌやパウンドケーキ、クッキーの製造に手際よく取り組んでくれました。皆さんが製造してくれたので先生方や流通コースの生徒も安心して販売することができたと思います。
本当にありがとうございました!!
生産環境科
1月22日(月)に福島テルサで開催された「ふくしま。チャレンジセミナー2023」に、生産環境科でGAPに取組んでいる作物専攻班・野菜専攻班の代表生徒3名が参加してきました。
基調講演ではSDGパートナーズ有限会社代表取締役の田瀬和夫様からSDGsの目指す世界についてわかりやすく解説をいただいた後に、今後「ネイチャーポジティブ:自然再興」が注目を浴びる中で、農業やGAPが担う役割についてご説明いただきました。
次にGAP探検隊の隊長として活躍されているタレントのなすびさんと、GAPに取り組んでおられる生産者とのセッションが行われ、GAPを取り入れたことによるメリットや苦労についてリアルな話を伺うことができました。
最後に事例報告として、株式会社良品計画様の「諸国良品」とTOPPAN株式会社様の「ジモノミッケ!」の取り組みについてのお話を聞きました。どちらの企業も農家と消費者の懸け橋となり規格外野菜の販売促進や、魅力あるGAP農産物の販売を促進しており、マーケティングの重要性について学ぶことができました。
今回のセミナーで学んだことを今後の生産活動や課題研究に生かしていきたいと思います。