カテゴリ:生産環境科
藍染め体験を行いました!
9月16日(金)、生産環境科3年生の草花専攻班が藍染め体験を行いました。
今回は、課題研究の授業で種子から育てた藍を使用し、エプロンや手ぬぐい等を染めました。今回行った方法は、「生葉染め」といい、収穫した葉から染料を絞り出し、そこに染めたいものを漬け込んで染色しました。
生徒からは、「思ったより大変だった」「きれいに染めることができて良かった」などの感想がありました。
今後の課題研究として、乾燥葉の作製やワークップショでの指導など多くの課題ができましたので、これから藍染めを多く普及できるように努力していきたいと思います!!
今日も元気に農業実習!!
生産環境科1年の農業と環境の授業で、「ダイコンの播種」と「サツマイモのつる返し」を行いました。
曇っていた空も晴れ、みんなで協力しながら元気いっぱいに実習に取り組むことができました!
今後の成長を観察しながら、みんなで収穫できる日を楽しみにしっかり管理をしていきます!!!
【生産環境科】課題研究中間発表会が行われました
9月9日(金)、4~6校時に生産環境科3年生の課題研究中間発表会が行われました。
生産環境科の課題研究は草花、野菜、作物、畜産の4部門に分かれ、生徒一人一人が研究テーマを設定し、
調査・研究を行っています。1月には1・2年生を前に卒業論文発表会を行い、一冊の卒業論文にまとめます。
今回の中間発表会では、「黒毛和種ににおけるアニマルウェルフェアを考えた飼育環境の改善」や「播種用ポリエステル媒地を用いた花壇苗の生産」など、多様なテーマが見られ、半年間の調査について発表がありました。
今年度より、審査員からの質疑応答の時間も設けたため、生徒たちは質問の内容をよく理解しながら、自分の持っている知識を振り絞り、回答していました。
中間発表を終え、科学性を持たせるために数値化すること、見やすいスライドの作り方など、課題も多く見つかりました。1月の卒業論文発表会にむけて、これまで以上に頑張ってほしいと思います。
【生産環境科】令和4年度フレッシュ農業ガイド講座
9月6日(火)、生産環境科の2年生が福島県農林相双事務所主催のフレッシュ農業ガイド講座に参加し、地域の農業法人を視察しました。
最初に見学した「株式会社根本園芸」の根本雄二さんはシクラメンにおいて2001年から5年連続を含む、合計9回の農林水産大臣賞(日本一)を受賞している日本トップクラスのシクラメン生産者です。高品質のシクラメンを栽培するために定期的な栄養診断による施肥管理や、LED防蛾灯を設置し農薬散布回数を減らす等、様々な工夫がされていることを学ぶことができました。
2件目の「株式会社相馬牧場」では、県内では生産の少ないヒツジの飼育施設の見学や本州に数台しかない580馬力のポストハーベスターを見せていただきました。相馬さんは牧草やヒツジの生産だけでなく、ポニーの生体販売や、養鶏、キッチンカーでの加工品の販売など、常に新しいことにチャレンジしており、農業の魅力について教えていただきました。
最後に見学した「ごろくファーム株式会社」では、最新の食味センサーが搭載されたコンバインや、収穫したもち米を切り餅に加工するための加工場を見学させていただき、6次化について学びを深めることができました。お土産としてキュウリやタマネギ等の野菜や、ごろくファームの切り餅をいただき、生徒たちは大変喜んでいました。
今回の視察を通して、地域農業への関心を深め、進路選択において農業法人等への就職や新規就農を考える契機になればと思います。
【イノベ学習・外部講師による講義】生産環境科3年「食品ロス」について考える
令和4年1月19日(水)、トレ食株式会社(南相馬市) 専務取締役 沖村 剛 様 をお招きして、生産環境科3年生に対し、特別講義を頂戴しました。
沖村様たちは、今、問題となっている食品ロスの問題を、特殊なセルロース抽出技術を用いて有効利用する取組を実践しています。
講義内容は、その技術の有用性、食品ロスが引き起こす問題、食品ロスの現状、そして、食品ロスに関する国際的な関心など、SDGsの高まりを背景とした様々な視点から、わかりやすくお話しいただきました。
地元南相馬に、高い目標を掲げた企業があることを、私たちも誇りに思います。
どうもありがとうございました!