日誌

相馬農業高校

特別講義「被災地における農業振興について」が開催されました

 令和元年11月18日(月)、生産環境科1~3年生は、東北大学大学院農学研究科園芸学研究室 准教授 加藤一幾先生をお招きして、特別講義を受けました。先生がこれまで岩手県の津波被災地において、農業の振興に取り組んできたお話や野菜のブランド化のあり方、さらに、イノベーションコースト構想の一環で、葛尾村と一緒になって挑戦している南国フルーツ栽培について御紹介いただきました。
 県内外を問わず、震災後の復興に取り組んでいる先生のお話から、GAPをはじめ新しい農業のあり方について学ぶ私たちにとって、たくさん共感できる部分がありました。

イノベ見学会「サンフレックス永谷園」「トマトランドいわき」を訪問

 11月18日(月)に、福島イノベーション・コースト構想の一環で、いわき市にあるサンフレックス永谷園鹿島工場とトマトランドいわきに食品科学科の2年生33名が見学に行きました。

 サンフレックス永谷園ではフリーズドライの仕組みについての講義と、衛生管理が徹底された工場の中の見学を行うことができ、改めて衛生管理の重要性を再認識することが出来ました。

 また、トマトランドいわきでは様々な品種のトマトを栽培しているハウス見学と、本校卒業生である半谷さんがパティシエを務めていることもあり、トマトの加工食品等の講話を頂き、たいへん有意義な研修となりました。

 

祝A-GAP認証取得!

 先日、審査が行われたASIAGAPについて、10月23日付でトマト・ミニトマトが認証されました。今まで取り組んできた成果が形に現れ、生徒の喜ぶ姿が見られました。

 今後も継続して適正な農場運営に取り組んでいきます。

福島イノベーション・コースト構想 農業人材育成事業 ドローンによる測量実習

 昭和技術設計株式会社の皆様を講師にお招きし、環境緑地科2年生を対象にドローンを活用した測量実習を行いました。

 はじめに、学校上空にドローンを飛ばして写真を撮影しました。その後、GNSSを利用し基準点を測定しました。それをもとにパソコンを用いて処理し、校舎の3Dマップをしました。生徒も現場で使われている最新の測量機器に触れ、とても興味を持ち実習に臨むことができたほか、パソコン上に測定結果が現れると、その美しい映像に驚かされ、達成感を感じることができました。

福島イノベーション・コースト構想 農業人材育成事業 農業経営に関する講演会

 近畿大学教授の田中先生と、庄内で農業法人「農園貞太郎」を経営している遠藤様を講師にお招きし、農業経営に関する講演会を行いました。

 田中先生からは農福連携に係る取組事例を紹介していただいた他、農業を継続的に行っていくためのノウハウを教えていただくことができました。

 遠藤様からは実際の農業を行っている中での苦労やブランド化に向けた取り組みを紹介していただいた他、人がやらない期間に出荷することや災害にも備えた経営をするなど、これからの農業のあり方について考える良い機会となりました。

動物ウェルフェアに関する講義・実演

 本日、生産環境科生産技術コース2年生&生産環境科1年畜産専攻生を対象に、動物ウェルフェア(福祉)に関する講義及び本校の馬匹(琥珀号)を用いたリーディングの実演を外部から講師をお招きして実施しました。

  講師 日本調教師会関東支部ウェルフェア専門委員会 大竹正博 氏

     日本中央競馬会JRA騎手 田辺裕信 氏

 生徒たちは、なかなか聞くことのできない馬の仕事の世界や、お二人の人生経験に興味津々でした。

 このような機会を設けてくださいました方々に、改めて感謝申し上げます。

 「相農生の声」→ 詳しくはコチラ!! 動物ウェルフェアに関する講義・実演(生徒感想).pdf

    

インターチェンジ環境美化活動

 環境緑地科1年生が南相馬インターチェンジの美化活動に参加しました。料金所のそばにある花壇に、ビオラの花を生徒と関係企業の職員の方々と一緒に協力して植栽を行いました。完成した花壇を見て生徒たちは達成感をに満ち溢れていました。

作業終了後、関係企業の職員の方から、業務についてのお話や20tクラスの除雪車の見学が行われました。

「あきまつり」で販売会に参加しました!

JR原ノ町駅前通りが歩行者天国となり、「あきまつり」が開催されました。食品科学科で製造したマドレーヌや味噌クッキー、ジャムやジュースを販売しました。天候にも恵まれて、お昼頃には持ち込んだ製品を全て売り切ることができました。たくさんのお客様、ご利用いただきありがとうございました。

高校生が先生に

 食品科学科3年生が先生となって、域内の中学2年生32名に対して授業を行いました。コースは、手ごねのあんパン作りを体験する「製パンコース」、アイスボックスクッキーを作ってから包装する「クッキー&ラッピングコース」、相農の校章入りまんじゅうを製造する「和菓子コース」の3つです。

 どのコースの先生方(高校生)も、入念な準備をしてこの日を迎えました。最初は緊張している様子の先生方(高校生)でしたが、時間がたつにつれ普段通りの姿で中学生に指導し、たくさんの笑顔が見られました。心なしか高校生の立ち姿がりりしく思えた1日でした。

相農ネットショッピング開始!

 11月1日より、本校のインターネットショッピングが始まりました。今年度は、3種のジャムとジュースをセットとした「相農Aセット」と相農味噌と新米をセットにした「相農Bセット」を販売しております。「相農Aセット」のリンゴジャムは、「紅玉」を使用しています。皮の色を煮出した後に濾して滑らかにした商品です。「相農Bセット」の相農味噌は、春に麹を育てて、国産大豆と共に仕込んだものです。お手軽な値段で、相農の味をお試しいただけるチャンスです。どうぞご利用ください。期間は今月29日までです。

芸能発表会終了!

 第48回体育芸能大運動会は、台風19号およびその後の雨天の影響で、芸能発表のみとなりました。体育館での実施でしたが、台風による影響も残る中、多くの皆様に足をお運びいただき、生徒の勇姿をご覧いただくことができました。練習期間も普段より短く不安もありましたが、一生懸命踊り、無事終えることができました。来年もご期待ください。

牛乳・乳製品利用料理コンクール福島県大会で優良賞

 第40回を迎える牛乳・乳製品利用料理コンクール福島県大会に、本校食品科学科1年生が出場しました。県内から700点の応募がある中から10作品に選ばれたのは、「ポテトのトマト焼き」。バター、牛乳、モッツァレラチーズをふんだんに使ったこの料理は、生徒のこだわりが詰まった一品です。松川町の学校給食会調理室で堂々とその腕をふるい、優良賞に輝きました。

”相双の食材盛りだくさん!ワンプレートご飯”料理コンテスト

10月6日(日)鹿島区で行われた、”相双の食材盛りだくさん!ワンプレートご飯”料理コンテストに出場してきました。190人近くの応募者の中から選ばれた本校の生徒は、「野菜たっぷり料理」と題して、餃子の皮を大根で代用するなど、工夫をこらしたレシピを披露することが出来ました。

修学旅行団、無事到着!

 修学旅行最終日の今日は、USJを訪れました。天候にも恵まれ、アトラクションにもたくさん乗り、とても楽しむことができました。台風の風の影響で、帰りは仙台空港に到着できるか心配されましたが、無事に到着することができました。

 あっという間の3泊4日でしたが、この経験を活かしながら今後の高校生活を充実したものにしてもらえればと思います。保護者の皆様におかれましては、早朝・夜間の送迎にご協力ありがとうございました。

三学年遠足@ひたち海浜公園

 三学年はひたち海浜公園へ行きました。天候も心配されましたが、到着後は晴れ、乗り物や美しい庭園内の散策などそれぞれ楽しむことができました。充実した遠足となり、三年間のよい思い出になりました。

一学年遠足@アクアマリン

 一学年の遠足は「アクアマリンふくしま」へ行きました。水族館の見学をするだけでなく、磯釣りやナマコの手づかみなどで盛り上がり、様々な体験を通じて充実した遠足となりました。昼食も海鮮丼を食べるなど、思い思いに楽しんでいました。

 

修学旅行3日目 神戸散策

 修学旅行3日目の今日は、兵庫県内の見学を行いました。姫路城や北野異人館を見学し、美しい街並みを堪能しました。また、人と防災未来センターを見学し、阪神淡路大震災の記録を見るとともに、震災から24年後の復興の様子を体感することができました。

 明日はUSJで研修を行い、帰路に着きます。

修学旅行2日目 班別自主研修終了!

 修学旅行2日目の今日は、京都市内の班別自主研修を行いました。神社仏閣めぐりやおいしいスイーツを楽しむなど、各班がホームルームで計画を立てたコースを巡り、思い思いに京都市内を堪能しました。天候も心配していたほどではなく、無事に研修を終えることができました。

 明日は北野異人館など、神戸市内の見学等を行います。

修学旅行団、大阪に到着!

 二学年は、本日より4日間の行程で、関西方面に修学旅行へ行っています。伊丹空港に到着後、比叡山延暦寺の見学と法話を聞きました。

 体調を崩す生徒もなく、無事に宿舎に到着することができました。明日からの天気が少々心配ですが、充実した修学旅行となるよう、一生懸命頑張ってください!

 明日は京都市内の班別自主研修となります。

黄金色の絨毯で ~生産環境科3年 稲刈り作業~

 生産環境科作物専攻班の3年生が稲刈り作業を行いました。先生に操作方法を教わりながら自らコンバインを操縦し、真剣な面持ちで稲を刈り取っていきました。

 7月は雨の日が続き、生育がとても心配でしたが、一年間の成果がこのような形で現れ、収穫したコメを見る顔からは、嬉しさがこみ上げていました。