日誌

カテゴリ:生産環境科

ひらめき J-GAP維持審査終了!!

 生産環境科作物専攻班でJ-GAPの審査に挑みました。書類審査のほか、雲雀が原農場圃場・大木戸水田での現地審査も行われ、取り組んできた様子を見ていただきました。

 作物専攻班の生徒たちも審査員の確認にメモを取りながら耳を傾けていました。自分たちの農業のやり方、取り組む姿勢、衛生・危機管理など多くのことを改めて考える良い機会となりました。認証に向けて引き続き頑張りたいと思います。

 

ピース 【生産環境科】3年生 雲雀ヶ原農場大掃除

1月20日(金)、3年生にとって相農生として最後の雲雀ヶ原農場登校日になりました。

「立つ鳥跡を濁さず」3年間の感謝の思いを胸に、農場の大掃除を生徒・教員総出で行いました。

教室の雑巾がけ、窓ふきはもちろん、更衣室やトイレ、側溝まできれいになりました。

3年生の登校日も残りわずかです。最後の学年末考査頑張りましょう!

 

 

 

【生産環境科】イノベ事業 1年生農研機構見学

1月26日(木)、生産環境科の1年生がイノベ事業の一環として茨城県の農研機構ジーンバンクと食と農の科学館を見学しました。

ジーンバンクは後世に遺伝資源を残すための施設で、植物の種子や栄養体、動物の生殖細胞、微生物などが活力を失わないよう安全・確実に保存されています。施設見学では-1℃、湿度30%に保たれた種子貯蔵庫をまじかに見ることができ、保存されている種子の多さに生徒たちは驚いていました。また、ジーンバンクでは研究のためであれば、保存されている種子を譲渡していただけることを教えていただき、「今では栽培していない昔のトマトを栽培してみたい!」などの声も聞こえました。

食と農の科学館では、日本の農業と食に関連した新しい研究や技術を悦明するパネルや模型などを展示しています。普段何気なく手にしている農産物がどのように生み出されたのか、ロボットトラクタなどの最新農業技術など、さまざまな農業や食に関する学びの機会となりました。

今回の見学で学んだことを、今後の課題研究などに生かしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

【生産環境科】課題研発表会を実施しました

 1月24日(火)に生産環境科令和4年度課題研究発表会を実施しました。

 課題研究は、3年生が一人一人テーマを設定し、1年間調査・研究に取り組んできた内容を論文にまとめる学習です。発表会では、パワーポイントを駆使し、聞き手に分かりすいように工夫して発表している様子が見受けられました。また、「アニマルウェルフェアに対応した和牛運動場の改善」「ポリエステル媒地の密度によるトマトの生育比較」等、多様な発表題がみられ充実した発表会となりました。聴衆した1・2年生も来年度、再来年度、自分たちがどのような研究を行っていくか、思いを巡らせながら、真剣に3年生の発表に耳を傾けていました。

 

 

ヤンマーロボットトラクタ体験学習を行いました。

12月13日(火)に生産環境科2年生を対象にロボットトラクタ体験学習を行いました。

午前に、ヤンマーアグリジャパン様よりスマート農業に関する講義をして頂きました。 農業を行う上でかかる負担を軽減するために省力化、高能率化、高精度化を目指したロボットトラクタ、ドローン、直進アシスト田植え機の3種類の農業機械についてご紹介いただきました。

午後には、実際に生徒がロボットトラクタ、ドローン、直進アシスト田植え機を操作する体験学習を行いました。 農作業を誰でも正確に効率良く行えるように設計されたスマート農機という最先端技術に触れ、普段の実習では学ぶことの出来ない実践的・発展的な学習の機会となりました。

晴れ 双葉町で植栽活動を行ってきました!

11月11日(金)、生産環境科3年生の草花専攻班がハッピーロードネット主催の植栽活動に参加してきました。

生徒が実習で栽培したパンジーを使用し、地元の企業の皆さまと協力して定植作業を行いました。双葉町の避難区域解除とともに、花壇を見てくださった方々が笑顔になれるようにと思いを込めて取り組みました。

双葉町をはじめ福島県の復興に少しでも貢献できるよう今後も活動を続けていきたいと思います。

笑う 幼稚園児と芋掘り体験を行いました!

 11月10日(木)にみなみそうまペンギン国際幼児園の年長クラスの園児たちを招待し、サツマイモ堀り体験を行いました。はじめに「発達と保育」の授業を履修している3年生が生徒をお出迎えし、紙芝居を使ってサツマイモの掘り方について説明しました。畑に移動後は生産環境科の1年生が先生役となり、サツマイモ掘りをサポートしました。園児にとってはもちろんですが、高校生にとっても農作業の楽しさや魅力を改めて感じることのできた貴重な時間となりました。生産環境科では今後も農業の魅力を地域に発信していきたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピース 原町第二小学校と花いっぱい活動を行いました!

11月8日に南相馬市立原町第二小学校と生産環境科2学年草花専攻班5名で花いっぱい活動を行いました。

生徒が実習を通して育てたパンジーを使い、小学生と協力しながら植えることが出来ました。

今後もきれいな花を育てられるように、実習に力を入れていきたいです。

原町三中のみなさんと体験学習を行いました!

11月1日(火)、「専門高校生による小中学校体験学習応援事業」として原町第三中学校の2年生のみなさんと「畜産」「野菜」の2部門に分かれて体験学習を行いました。生徒が教える立場になり一生懸命作業に取り組む姿が見られ、短い時間ではありましたが農業の魅力を伝えることができました。今後も様々な交流を通して農業の魅力を発信していきたいと思います。

 

  

高平小学校のみなさんと体験学習を行いました!

10月28日(金)、「専門高校生による小中学校体験学習応援事業」として高平小学校の5・6年生の児童のみなさんと体験学習を行いました。「作物」「畜産」「野菜」「草花」の4部門に分かれて、生徒が教える立場になり農業の魅力を伝えることができました。体験した児童達からは「農業をもっとやってみたい!」「今までの体験で一番楽しかった!」など農業への興味が高まった意見が多く出ました。今後も様々な交流を通して農業の魅力を発信していきたいと思います。

 

  

稲刈りを行いました

 連日の雨模様で、稲刈りができるか心配されましたが、実施日の10月4日は晴天となり、絶好の稲刈り日和となりました。今回、農機メーカークボタの社員の皆様にコンバインの使い方を教わり、作物専攻の2、3年生が実際に自分たちで刈り取りを行いました。徐々にコンバインの操作に慣れ、うまく乗りこなす姿が見られました。収穫される稲を見て、生徒たちは収穫の喜びを感じているようでした。

 

ピース 藍染め体験を行いました!

 9月16日(金)、生産環境科3年生の草花専攻班が藍染め体験を行いました。

 今回は、課題研究の授業で種子から育てた藍を使用し、エプロンや手ぬぐい等を染めました。今回行った方法は、「生葉染め」といい、収穫した葉から染料を絞り出し、そこに染めたいものを漬け込んで染色しました。

 生徒からは、「思ったより大変だった」「きれいに染めることができて良かった」などの感想がありました。

今後の課題研究として、乾燥葉の作製やワークップショでの指導など多くの課題ができましたので、これから藍染めを多く普及できるように努力していきたいと思います!!

 

今日も元気に農業実習!!

生産環境科1年の農業と環境の授業で、「ダイコンの播種」と「サツマイモのつる返し」を行いました。

曇っていた空も晴れ、みんなで協力しながら元気いっぱいに実習に取り組むことができました!

今後の成長を観察しながら、みんなで収穫できる日を楽しみにしっかり管理をしていきます!!!

    

会議・研修 【生産環境科】課題研究中間発表会が行われました

 9月9日(金)、4~6校時に生産環境科3年生の課題研究中間発表会が行われました。

 生産環境科の課題研究は草花、野菜、作物、畜産の4部門に分かれ、生徒一人一人が研究テーマを設定し、

調査・研究を行っています。1月には1・2年生を前に卒業論文発表会を行い、一冊の卒業論文にまとめます。

 今回の中間発表会では、「黒毛和種ににおけるアニマルウェルフェアを考えた飼育環境の改善」や「播種用ポリエステル媒地を用いた花壇苗の生産」など、多様なテーマが見られ、半年間の調査について発表がありました。

 今年度より、審査員からの質疑応答の時間も設けたため、生徒たちは質問の内容をよく理解しながら、自分の持っている知識を振り絞り、回答していました。

 中間発表を終え、科学性を持たせるために数値化すること見やすいスライドの作り方など、課題も多く見つかりました。1月の卒業論文発表会にむけて、これまで以上に頑張ってほしいと思います。

 

笑う 【生産環境科】令和4年度フレッシュ農業ガイド講座

 9月6日(火)、生産環境科の2年生が福島県農林相双事務所主催のフレッシュ農業ガイド講座に参加し、地域の農業法人を視察しました。

 最初に見学した「株式会社根本園芸」の根本雄二さんはシクラメンにおいて2001年から5年連続を含む、合計9回の農林水産大臣賞(日本一)を受賞している日本トップクラスのシクラメン生産者です。高品質のシクラメンを栽培するために定期的な栄養診断による施肥管理や、LED防蛾灯を設置し農薬散布回数を減らす等、様々な工夫がされていることを学ぶことができました。

 2件目の「株式会社相馬牧場」では、県内では生産の少ないヒツジの飼育施設の見学や本州に数台しかない580馬力のポストハーベスターを見せていただきました。相馬さんは牧草やヒツジの生産だけでなく、ポニーの生体販売や、養鶏、キッチンカーでの加工品の販売など、常に新しいことにチャレンジしており、農業の魅力について教えていただきました。

 最後に見学した「ごろくファーム株式会社」では、最新の食味センサーが搭載されたコンバインや、収穫したもち米を切り餅に加工するための加工場を見学させていただき、6次化について学びを深めることができました。お土産としてキュウリやタマネギ等の野菜や、ごろくファームの切り餅をいただき、生徒たちは大変喜んでいました。

 今回の視察を通して、地域農業への関心を深め、進路選択において農業法人等への就職や新規就農を考える契機になればと思います。

 

 

 

ピース 【イノベ学習・外部講師による講義】生産環境科3年「食品ロス」について考える

 令和4年1月19日(水)、トレ食株式会社(南相馬市)  専務取締役  沖村  剛 様 をお招きして、生産環境科3年生に対し、特別講義を頂戴しました。

 沖村様たちは、今、問題となっている食品ロスの問題を、特殊なセルロース抽出技術を用いて有効利用する取組を実践しています。

 講義内容は、その技術の有用性、食品ロスが引き起こす問題、食品ロスの現状、そして、食品ロスに関する国際的な関心など、SDGsの高まりを背景とした様々な視点から、わかりやすくお話しいただきました。

 地元南相馬に、高い目標を掲げた企業があることを、私たちも誇りに思います

 どうもありがとうございました!

【福島県産業人材パワーアップ事業】南相馬市における鳥獣類による農作物被害の実態とその捕獲に係る講義・研修

 生産環境科 生産技術コースの3年生12名が、福島県産業人材パワーアップ事業の一環として、南相馬市経済部農政課と連携し、地域の鳥獣類による被害状況の視点から地域課題について学んできました。

 また、鳥獣捕獲専任員である松本さんの講義から、捕獲の実際や野生動物の特性を知り、その仕事について経験談をもとに、実際の罠や仕掛けを見たり触ったりして理解を深めることができました。

 そして、生産者である相馬牧場の相馬さんの講義は、被害の実態の現場の声として大変貴重なお話となりました。

 

講義① 「南相馬市の鳥獣被害の状況と対策について」

    講師:南相馬市経済部農政課 環境整備担当係長 田中俊行氏

生徒の声「南相馬はサルとイノシシの被害が多い」「昨年度はイノシシ捕獲頭数1850頭、サル82頭」「96%が罠で、4%が銃での捕獲である」「時期によって、多く出没することもわかった」「小動物の被害は年中ある」

 

講義② 「農作物被害の実態ついて」

  講師:株式会社 相馬牧場 代表取締役 相馬秀一氏

生徒の声「,2,3月にイノシシ、サルは牧草の新芽を食べる」「イノシシは子どもに食べさせるため親が畑を荒らす」「電気柵での防除を行っている」「サルはすぐ逃げられるところまでしか荒らさない」「トウモロコシの被害が大きい」「人間のトウモロコシを食べたあと、ウシのトウモロコシを食べに来る」

 

講義③ 「野生動物の特性とその捕獲の実態、鳥獣捕獲専任員の仕事について」

    講師:南相馬市経済部農政課 鳥獣捕獲専任員 松本 功氏

生徒の声「熊に遭遇したら、動かない!」「高齢化が激しい。若い人や最近では女性の活躍もあるとか。」「銃を持ったり、罠をしかけるためには免許が必要だとわかった」「ワナにも種類がある」「松本さんが仕事を365日休むことがないのは、命ある生き物を少しでも苦しみを短い時間にしてあげたいから、と言っていたのが、プロとしてもだけど人としても尊敬できる考えだと思った」

  

 

 

 今まで、見たことも聞いたこともない話や、本物のワナを目の前でみたり触ったり。

 生徒たちは終始興味を持って研修に参加することができました。

 質疑応答も活発に行われ、今後南相馬市にのこる人材として、地域の課題に目を向けることができたと思います。

1ツ星 【イノベ事業】つくば農研機構視察研修について

 生産環境科1、2年生49名が、つくば市にあるNARO農研機構の施設「食と農の科学館」「農業生産資源ジーンバンク」「インベントリー展示館」の見学に行ってきました。

 「食と農の科学館」では、研究によって作出した品種、研究開発までの道のり、最新のスマート農業の実践事例など、大変興味深い内容を見学することができました。昔の農業器具の展示もあり、科学や農業機械の進歩についても学んできました。

 

「ジーンバンク」では、作物や野菜の原種を保存する重要性や、ジーンバンクが国内・国外において実際にどのような需要があるか知ることができました。

 

「インベントリー展示館」では、土壌、水、大気、昆虫、微生物、植物などの標本や資料を基に、農業の在り方について学ぶことができました。